あべのタスカル(防災センター)の感想|震度7体験等の予約や料金等
大阪市阿倍野にある防災センター「あべのタスカル」は様々な体験を通して災害について学び、防災意識を高めることのできる入場無料の施設です。
事前予約制の体験ツアーに参加すると、最新の設備で消化器の使用シミュレーションや震度7の振動体感アトラクションなどを体験することもできます!
「あべのタスカル」についての詳細や感想など、ブログ形式でご紹介いたします!
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あべのタスカルとは|入場無料の防災センター
大阪市立阿倍野防災センター「あべのタスカル」は大阪市が運営する体験型防災施設です。大阪メトロ谷町線「阿倍野駅」からは西へ約300m、JR天王寺駅からは南へ約700mのところにある「あべのフォルサ」3階に位置しています。
阿倍野備蓄倉庫があり、防災の拠点として機能している他、阿倍野屋内プールなども入居しています。道を挟んだ向かいには金塚ふれあい中央公園が広がっています。
3階のエレベーターを降りて左側にある「防災体験学習エリア」。今回はこちらをご紹介します。
3階のエレベーターを降りて右側にある「防災研修訓練エリア」の入り口には、小さな消防車が置いてありました。研修室などがあるそうですが、今回は入り口のみ入らせていただきました。
あべのタスカル(防災センター)の常設展示のご紹介
予約なしで見学・体験できる常設展示のコーナーを紹介します。親子で楽しみながら災害や防災についてわかりやすく学ぶことができます。
キッズしょうぼうパーク
入館してすぐ左手にある「キッズしょうぼうパーク」では、消防士の装備が記されたパネル、ぼうか・ぼうさいクイズ、モニター、等が設置されています。
ぼうか・ぼうさいクイズでは回答のパネル3つを指定場所にはめ込むと回答結果が印刷されます。見事正解し、印刷された用紙を受付に持っていくとスペシャルカードをもらうことができます!
我が家の6歳の長男がこのクイズにハマり、20回ほど挑戦していました。「こんなときどうする?」と言うことに関してとても詳しくなっていました!
左手の壁にはプロジェクションマッピングで事故・火災発生〜救助隊出動・救助までのアニメーションが流れます。
おおさか防災情報ステーション
大阪市内のハザードマップや被害想定を確認することができます。地域特性に応じた災害の危険性について学ぶことができます。
奥にある「防災情報スクエア」には防災グッズが展示されていました。
あべのタスカルで備えを学ぶ
災害発生時の対応策や日頃からの備えを学ぶことができるエリアです。
右手にマンションのエレベーターとベランダの避難について学ぶコーナーがあります。
正面には「タルカルAR」というアプリを入手すると遊ぶことができる顔はめパネルがあります。
左手には防炎製品の紹介や、実際に119をかけてみるシミュレーションの体験などができました。
「突っ張り棒で固定した棚」と「何も施していない棚」を揺らした場合の棚の揺れ具合を比較できます。
自由に読める絵本コーナーには消防車関連の絵本がいくつか揃っていました。
エレベーターに閉じ込められた時の対応策を学び、実際にボタンを押すことができます。
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あべのタスカル事前予約制体験ツアー(震度7体験等)
あべのタスカルの体験ツアーでは、災害の恐ろしさや必要な備えなどをわかりやすく学び、体験することができます。
下記の体験 (所要約1時間)は3ヶ月前から電話にて予約を受け付けているそうです。(06-6643-1031) 電話で日時調整後、予約申込書に必要事項を記入して、郵送またはFAXで送付が必要とのことです。
空いていれば当日も予約が可能です。今回は週末に訪れましたが、当日の予約で参加できました。
タスカルシアター
高さ6mの巨大スクリーンで災害の恐ろしさをリアルに体感できるシアター。
もし自分が地震と津波に遭遇したらどうするか?ということを考えさせられる内容でした。座っている長椅子または地面が少し揺れる仕掛けもあり、地震と津波をよりリアルに感じることができます。
減災を学ぶ体験|あべのタスカル
家の中を模した室内に移動し、地震発生直後から避難するまでの間に取るべき行動を学びます。地震の際に危険な箇所を確認し、各自で火の元になりそうな電源やブレーカーを切る体験ができます。
消火を学ぶ体験|あべのタスカル
消火器の使用法を確認後、モニターに表示されたコンロからの出火に対し、初期消火活動をシミュレーションすることができます。
火の上の方ではなく、火元に対して消火活動を行う必要があることを学びました。
ゲーム感覚で小さな子供でも気軽にチャレンジすることができます。
煙を学ぶ体験|あべのタスカル
火災時に発生する煙から身を守りながら逃げるシミュレーションに参加できます。
鼻と口を押さえながら身を屈めて素早く逃げ出します。
あべのタスカル内のがれきの町(余震体験)
地震により被災した町が再現されたエリアへ足を踏み入れます。
余震などによる二次災害の危険性や、津波時は1分足らずで建物の2〜3階部分まで浸水してしまう危険性があることを学びます。
実寸大の建物へのプロジェクションマッピングで、あっという間に水位を増す津波の怖さを学ぶことができます。
あべのタスカルで震度7体験
震度7の振動を体感できるアトラクションです。
2種類のタイプの異なる地震の揺れを体験することができます。苦手と感じた方は1回目の体験終了後にギブアップされていました。
あべのタスカル(防災センター)の感想まとめ
防災センター「あべのタスカル」では様々な体験を通して、災害について学び、防災意識を高めることができます。
タスカルシアターで地震や津波に遭遇した時の自身が取るべき振る舞いについて考えた後、住まいの危険に気づいたり、消化器の使い方、煙からの逃げ方など実践的なことも体験の中で学びました。今回、震度7体感装置は120cmの身長制限で乗れませんでしたが、未就学でも学べることが多かったと思います。
我が家の子供たちは最低限、下記の内容を覚えて帰りました。
- 救急消防は119番
- 逃げる時は「おはしも」(おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない)
- エレベーターに閉じ込められたら全部の階のボタンを押し、開いた階で降りる。開かなければ電話ボタンを押し続ける。
- 津波の時は建物の3階 (5m)以上へ。
- 地震の時は机の下で身を隠す、倒れそうなものから離れる。
コンパクトにまとまった施設ながら、1日中いられそうなくらい楽しみながら学んでいました。私も備蓄グッズや耐震対策の見直しについて考えさせられました!ぜひ防災意識を高めに訪れてみてください。
体験型防災学習施設 大阪市立阿倍野防災センターあべのタスカル
住所 | 〒545-0052 大阪市阿倍野区阿倍野筋3丁目13番23号 あべのフォルサ 3F |
電話番号 | 06-6643-1031 |
開館時間 | 午前10時〜午後6時 |
休館日 | 水曜日・毎月最終木曜日(祝日の場合はその翌日) 年末年始(12月28日〜1月4日) |
料金 | 無料 |
公式HP | https://www.abeno-bosai-c.city.osaka.jp/tasukaru/ |
この記事を書いたライター
名前 / Name
ゆるまる
このライターが書いた記事
自己紹介 / Introduction
大阪府在住で3才と6才の2男児の母です。関西を中心におでかけや旅行を楽しんでいます。子連れに優しい施設や家族で楽しめる観光地など、様々な情報をお伝えできればと思います!