台湾のベニス【淡水】おすすめグルメや観光スポット|台湾は台北だけじゃない
初めての子連れ海外旅行でも人気な台湾!
その中でもよく皆さんが訪れる場所といえば、台北や九份などではないでしょうか?
今回は、それらの定番スポットではなく、昨今注目が集まり始めている台湾のベニスと呼ばれる「淡水(タンシュエ)」についてご紹介いたします。
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台湾の淡水ってどんなところ?
淡水は、台湾を代表する港町で、老街(ラオジエ)での食べ歩きや、海風を浴びながらのサンセットが人気な観光スポットです。
港町らしいモニュメントもたくさんありました。
観光地でありながら台北のような混雑を避けることができ、ゆったりと観光できるのも魅力の一つです。
日本で言うと熱海の雰囲気に近いかなと思いました。子供が興味を持ったところにもふらっと寄ったり、のんびりできて子連れには嬉しい。
淡水老街のご紹介|おすすめグルメ・スポット
早速、淡水老街(タンシュエラオジエ)へ。
老街(ラオジエ)とは、台湾各地にある台湾の文化や伝統を色濃く継承する古い街のことです。
淡水グルメ①淡水といえば阿給と魚丸
淡水名物といえば、一番に名前が上がるのが阿給(アーゲイ)と魚丸(ユーワン)ですね。淡水に行くとたくさんのお店があり各店舗ごとに味に個性がありますが、私が訪れたのは、老舗の『老牌阿給』。
黄色い看板に、赤い文字で店名が書かれています。隣にも阿給のお店があるので、特徴を覚えておくと良いかもしれません。
店内の様子はこんなかんじです。カウンターで注文後、好きな席で待ちます。
平日に訪れたと言うこともあり、5分もしないうちに出来上がりました。
こちらが台湾名物の阿給(45元)です。にんじんが練り込まれた厚揚げの中に春雨が入っていて、お好みで辛いソースをつけていただきます。私たちは1歳と3歳の子供連れだったので、ソースは無しにしました。ソース無しだと、あっさりとした薄味で、脂も少なくヘルシーなので子供も大人も食べやすかったです。
そしてこちらが、魚丸(45元)。ひき肉を魚のすり身で包んであります。こちらも、魚とひき肉の旨みに塩味のみの、あっさりとしたスープでした。
どちらも朝ごはんとして食べる人が多いそう。老牌阿給の営業時間も6:00〜17:30と、朝早くからオープンしています。
離乳食完了期の息子も、どちらもよく食べていました。小さいお子さんにもあげられる優しい味なのは、ありがたいですね。
淡水グルメ②ミルク餅
しょっぱいものを食べたので、次は甘いものを食べたくなりますね。
淡水スイーツといえば、麻糬(マァチー)というミルク餅。こちらの『麻吉奶奶鮮奶麻糬』へやってきました。
一番人気の花生鮮奶麻糬(ピーナッツミルク餅 100元)を注文しました。プルプルで机に置かれた時も揺れていました。
お皿の横に写っているのは3歳の娘の手です。これをみても分かるように、ミルク餅は結構大きいので、一つを頼んでみんなでシェアするのがおすすめです。
食べ方は、お箸で6等分くらいに切って、竹串で食べるとのことでした。切っているうちに、周りにあるサクサクのピーナッツパウダーがミルク餅にくっついてくれます。
お餅自体はとても舌触りが滑らかでミルキー。でも、お砂糖をそこまで使ってないようで、優しい甘さです。ミルクの甘さもピーナッツの香ばしさもどちらもバランスよく食べることができました。
他にもごま味、オレオ味などもありましたよ。小さいお子さんはナッツ類NGだったりすると思うので、一緒に食べるときは気をつけましょう。
淡水グルメ③阿香蝦巻
淡水といえば夜市のように昼から並ぶ屋台も人気です。エビの良い香りに誘われて立ち寄ったのがこちら。
淡水名物の蝦巻(シャージュエン)を食べられる有名店『阿香蝦巻』。小さな屋台で、おばあさん1人で作っていました。
1串に3本刺さっていました(1串20元)。お好みで屋台の前にあるチリソースをつけて食べることもできます。
食べてみると外側のワンタンの皮はサックサク。そして揚げたては信じられないほど熱いです。お気をつけください。中にはエビのすり身とひき肉を混ぜた具が入っていました。
台南にも台南名物の蝦巻がありますが、そちらは外側がワンタンの皮ではなくさつま揚げのような魚のすり身なので、同じ蝦巻でも淡水の蝦巻とは異なります。淡水に来たらせっかくなので、淡水名物の蝦巻もぜひ味わって欲しい一品でした。
年末年始や旧正月は長蛇の列になるので、平日の15時前後が空いていることが多いそうです。営業時間は10:30~20:30でした。
淡水グルメ④台湾カステラ
続いてやってきたのは、近年日本でも人気の台湾カステラのお店、『古早味蛋糕』。
蛋糕(ダンガオ)と言うのが台湾カステラという意味です。
目の前に現れた焼きたてのカステラはプリンのように生地がプルプルしていました。
触れるくらいに冷ましたものを長い包丁で切ってくれます。
目の前で大きなカステラを大胆に切るパフォーマンスは、子供達も興味深げに見ていました。
私たちはプレーン(100元)を注文しました。他にもチーズ味や抹茶味などありましたよ。
断面を見ると分厚さがわかりますね!枕くらい厚みのあるカステラは、ケーキ箱に入れていただきテイクアウトできます。
淡水のおすすめのおもちゃ屋さん「童玩210」
屋台やお土産屋さんが並ぶエリアにあるおもちゃ屋さんもおすすめです。
『童玩210』では、台湾らしいカラフルな漁師網バックや子供が喜ぶ駄菓子屋おもちゃがたくさん揃っています。
日本にもありそうなお菓子から、ローカル感を感じられるお菓子までいろいろありました。
息子には、台湾の電車、MRT(捷運)の実際の車内音と同じ音が鳴るおもちゃを購入しました。
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淡水河を眺めながら台湾カステラ
淡水は、駅を降りて老街に向かうまでに川沿いを歩きます。その川が、台湾三大河川の淡水河です。
淡水河のそばにはベンチがたくさん並んでいるので、そこで一休みして川を眺めながら台湾の自然を感じるのも良いかと思います。
私たちは先ほど購入した台湾カステラをここでいただくことに。
川を見ながらいただいた、ふわふわの台湾カステラはとっても美味しかったです!
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淡水河でフェリーに乗ろう
淡水河の先に山のようなものが見えて気になっていたら、行き来をするフェリーを見つけました。
行き先は、八里左岸という場所のようです。せっかくなので、乗ってみることにしました。
淡水河で八里左岸行きフェリーの乗り方
(大人50元、子供25元)
8分に1本くらいの間隔で行ったり来たりしているので、すぐ乗れました。
(ベビーカーも畳まなくて大丈夫)
どんどん船が来るので、特に予約をしなくても乗れました。
八里左岸行きフェリーの船の中の様子
窓ガラスがなく開放的。
子供達もフェリーからみる景色に興味津々でした。日本でもなかなかできない体験を台湾でできたのは特別感がありました。乗り物大好きなお子さんだったらぜひ乗船してみてはいかがでしょうか。
救命道具もあるので、声をかければ着用させてもらえるそうです。
八里左岸観光<おすすめの八里グルメ>
淡水の対岸の八里左岸では、サイクリングをするのが人気なようですが、私たちは1歳の子供がいたので街歩きをすることにしました。
こちらは八里老街です。一本の大通りの脇にはお店がたくさんあり賑やかでした。商店街みたい。
八里老街でおすすめの八里グルメ
八里では揚げ物屋さんをたくさん見かけました。
あらかじめ一度揚げてあり、注文するともう一度揚げて、揚げたての熱々を作ってくれます。
私たちが寄ったのは『八里宝奶奶花枝焼』。花枝焼(ファージーシャオ)とはイカ焼きのことで、海鮮が有名な八里ではイカや魚のフライが人気とのこと。
イカ焼きも魅力的でしたが、私たちはなかなかお目見えすることの少なそうな、太刀魚のフライを頼みました。太刀魚を三枚おろしにして、くるくると巻いて揚げたもの。
たんぱくでふわふわの太刀魚の身が、カリカリっと食べ応えのあるクリスピーな衣とよく合い、外カリ中ふわ !一本で大満足な美味しいフライでした。
八里左岸に来たら、海鮮グルメを一つは食べたいですね。
台北から淡水までの行き方
淡水はMRTの終点ということで、簡単に行くことができます。中心地台北駅からは約35分で着きます。
MRTで淡水に行く方法
駅に行くと捷運(ジエユン)という表記がありますね。矢印を辿ると電車の入り口になります。
切符を買うか、コンビニなどで『悠遊カード』というPASMOのようなカードを購入して乗ります。
悠遊カード(EasyCard)事前予約 桃園国際空港受取(台湾・交通カード)
ホームの様子は、日本と似た感じですね。というのも、台湾の電車MRTは、日本が全面的に協力して13年かけて作られたそう。だからか、妙な安心感があって、初めての電車も緊張しませんでした。
台湾の電車はとてもわかりやすくシンプルです。色分けされた線があり、淡水に行くには紅線にのり最終駅まで行くだけ!
\MRT乗り放題/
台北・北北基おもしろカード<メトロ乗り放題・台北101展望台など施設入場付き>
こちらが淡水駅です。
駅の中には、授乳室や多機能トイレもありました。観光に行く前に授乳やおむつ替えを済ませておくと良いかと思います。
MRTアプリ
電車の乗り換えが不安な方は、事前にアプリをダウンロードしておくと便利です。
『乗換案内 台北』。こちらの使い方は、日本のYahoo!JAPAN 乗換案内と全く同じなので、直感的に触って操作できるかと思います。何分で着くか何駅で着くか、運賃などもわかります。
チャーター車で淡水へ行く
小さなお子様連れにはチャーター車で移動するのもおすすめです!
まとめ:まったり食べ歩き旅を楽しむのにぴったりな淡水観光
いかがでしたでしょうか。今回は、幼い子供がいて早く寝かせなきゃいけないので、サンセットは断念しましたが、混雑を避けることができて小さいお子さんがいてもストレスフリーに観光ができる淡水は、子連れ旅にぴったりかな思いました。
子供達を急かすこともなく、大人もふらっと美味しいグルメを食べることができて、家族みんながハッピーになれるスポットでした!
この記事を書いたライター
名前 / Name
AYANO
▶このライターが書いた記事
自己紹介 / Introduction
フリーランス。旅行、アウトドアが大好きな二児の母です。
好奇心を大切にアクティブに毎日を楽しむようにしています。
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