【グアム】ラッテストーン公園の見どころや行き方の紹介|ハガニア観光
グアム旅行に初めて訪れる方の多くがもつであろう疑問。
[chat face=”woman1″ name=”” align=”left” border=”none” bg=”gray” style=””]よく見るこの石は何?
え?ラッテストーン?なにそれ?[/chat]何を隠そう、私も最初のグアム旅行では同じことを思いました。
グアムでは至るところでこのラッテストーンを見かけ、イラストやお土産などでもラッテストーンを象ったものもたくさんあります。グアムで大人気のお土産のラッテストーンクッキーもそのひとつです。あまりにたくさん見かけるので「きっとグアムのなんかシンボル的な存在なんだろうな」と漠然と思っていました。
そこで、ラッテストーン公園へ行ったのをキッカケにラッテストーンとは何なのかをきちんと調べてこの記事にまとめてみました。
そんなラッテストーンの紹介と共に、ラッテストーンを見学できる公園“ラッテストーン公園”をご紹介いたします。
ラッテストーンとは?
ラッテストーンはグアムの象徴的な存在であり、シンボルとして描かれることも多い石柱です。
冒頭でもご紹介した通り、グアム島内の至るところでラッテストーンをモチーフとした絵や柄を見かけます。ラッテストーンを象ったお土産も多くあります。
ラッテストーンは古代チャモロ文化の遺跡であり、古代チャモロ人によって9世紀から17世紀にかけて作られたと言われています。
珊瑚石で出来た石柱で、石柱の部分はハリギ・上の部分はタサというそうです。
このラッテストーンに関して今のところ使用目的などは謎に包まれたままで、諸説ありますが、現在では建造物の土台だったという説が有力とされているようです。
グアムのラッテストーン公園とサントス議員
ラッテストーン公園を語る上で避けては通れないサントス議員についてご紹介いたします。
正式名称 アンジェロ・L・G・サントス議員記念公園
実は、ラッテストーン公園という名は2002年までの名称です。
[box05 title=”現在の公園の正式名称”]アンジェロ・レオン・ゲレロ・サントス議員記念公園
SEN,ANGEL SANTOS MEMORIAL PARK[/box05]
2003年よりラッテストーン公園の名前はアンジェロ・レオン・ゲレロ・サントス議員記念公園に改名されています。
ただ、ガイドブックなどではまだラッテストーン公園としか書かれておらず、ラッテストーン公園と言う方が通じるのが現状です。そのためこのブログでも、ラッテストーン公園と呼ばせていただきます。
ラッテストーン公園のサントス議員とは?
チャモロ文化の復興に尽力したグアムの議員さんです。2003年に志半ばで44歳の若さで病気にて急逝されています。
2003年の逝去後にその活動を讃えて、ラッテストーン公園の名前が彼の名前を付けたアンジェロ・レオン・ゲレロ・サントス議員記念公園に変更されました。
この記念碑に詳しく書いてあるので一部を主人に和訳してもらいました。
[box04 title=”ここに書いてある英文の和訳(一部)”]
2003年、第27回グアム議会はグラムラッテストーン公園をアンジェロ・レオン・ゲレロ・サントス議員記念公園に改名しました。公法 27-44 にはこう書かれています。”3期務めた議員は、長年にわたり不公平を強いられてきたチャモロの人々の権利を、アメリカ合衆国の法律のもとに、提唱した人物です。”
彼は、余分に国有化されたチャモロの土地の返還を成功させた功績があります。1959年に生まれ2003年に44歳で亡くなったサントス議員は、長年グアム先住民の人権運動のリーダとして公務についていました。彼はチャモロの人々の人権運動において、インスピレーションや黙想そして指導が必要な時にはこのラッテストーン公園を頻繁に訪れていました。
[/box04]
(下に続く)
ラッテストーン公園の見どころ
ラッテストーン公園の見どころをご紹介いたします。
8基のラッテストーン
ラッテストーン公園には、高さ1.5mほどのラッテストーンが8基置かれています。
これらの8基のラッテストーンは、1956年にグアム南部の村で発見されたものを移設したものです。
ラッテストーンの上には植物が生い茂っていました。[chat face=”mam004.jpg” align=”left” border=”none” bg=”red”]なんかラピュタっぽい![/chat] こう思ったのは私だけじゃないはず(笑)
旧日本軍の防空壕跡
ここラッテストーン公園には旧日本軍の防空壕跡があります。
[chat face=”kids01.jpg” name=”むすめたち” align=”left” border=”none” bg=”yellow”] 暑い~!早く行こうよ~!
ちょっと寄るだけって言ったやん~[/chat] 我が家はこの状態だったので防空壕まではとてもじゃないけど見れませんでしたが、興味のある方は覗いてみられると良いでしょう。
小さい子連れで楽しめるような公園ではありません(笑)
お手洗い情報
ラッテストーン公園には一応お手洗いがありましたが、いわゆる“公園のトイレ”という感じです。[chat face=”mam007.jpg” align=”left” border=”none” bg=”red”]私はとてもじゃないけど行く気にはならなかった…![/chat]なんかトイレから綺麗な植物は生えていましたけどね(笑)
お手洗いは徒歩5分程度のアガニャショッピングセンターで済ませるのが良いと思います。
(下に続く)
ラッテストーン公園の行き方と地図
ガイドブックなどではラッテストーン公園としか書かれていないので、ラッテストーン公園と検索しがちですが、上で書いたようにラッテストーン公園というのは現在正式名称ではありません。そのため“ラッテストーン公園”とグーグルマップで検索しても出てこないのでご注意ください。
[jin-fusen2 text=”ラッテストーン公園への行き方”]
アガニャショッピングセンターから33号線を直進すると左手で徒歩5分程度、スペイン広場やマリア大聖堂からも1本道で徒歩3分程度と行きやすい場所です。
まとめ:ラッテストーン公園はハガニア観光のついでに立ち寄る程度いいかも?
いかがでしたでしょうか?
ラッテストーン公園はわざわざ出向くほど特別見どころがあるというわけではない…というのが正直な感想です。しかし、立ち並ぶラッテストーンは圧巻ですし近くを通ったら寄ってみて損はないと思います。
上にも書いたように、子連れで楽しめます!という感じの公園ではないです。遊具や遊ぶ居場所なんかも何もありません。
ベストなのはハガニア観光のついでに立ち寄ると、スペイン広場からアガニャショッピングセンターへ行く道のルート上なので、わざわざでもなく見に行けるでしょう。
この記事を読んで、今後グアムでラッテストーンを見かけたときに「ラッテストーンだ」とこの記事のことを思い出していただけると幸いです。