大船渡温泉口コミブログ|夕食は漁師めし!日帰り温泉の時間や料金は?
肌寒くなってくると求めたくなる美味しい海鮮!
今回、海の幸を求めてやってきたのは、岩手県大船渡市にある温泉ホテル・旅館「大船渡温泉」。1人の地元を愛する漁師の手によって建てられたこともあり、漁師めしの夕食が自慢の宿です。
この度、大船渡温泉へ1歳4歳の子供と伺いました。普段、私がなかなか作れないお魚料理も食べて経験し、食育になったらいいな。
大船渡温泉では、大船渡湾を一望できるエントランスロビーや、薪を燃やして温めるまろやかで柔らかい泉質の温泉、敷地内にある足湯なども人気です。日帰り温泉を楽しむことも出来るので、その詳細もご紹介いたします。
大船渡温泉には子連れ旅行に嬉しい子供向けのサービスも多くあるので、口コミをブログ形式でレポートしていきますね。
岩手県大船渡ってどんなところ?
大船渡は、岩手県の沿岸南部に位置し、青森県、岩手県、宮城県にまたがる三陸海岸のうちの一つで、一番北部を意味する陸奥(リクムツ)にあたります。
大船渡湾があることから漁業が盛んで、カキ、ホヤ、ホタテの養殖などでも有名です。
全国的にも人気のお土産「かもめの玉子」は岩手の銘菓。
その「かもめの玉子」の本店「かもめテラス」があるのも大船渡です。
このかもめテラスは子供も喜ぶこと間違いなしの可愛いソフトクリームが食べられるのでオススメ!
かもめの羽のチョコレートがあしらわれていました。
大船渡温泉 館内紹介
大船渡湾に面し、海を見渡せる高台に佇む大船渡温泉は、311の震災後、復興支援のために建てられた比較的新しいお宿ですが、今では国内外からもゲストが訪れ、大船渡随一の人気を誇ります。
青を基調とした大船渡温泉のフロント
大船渡温泉のチェックインカウンター近くのテーブルと椅子や壁の装飾などは青に統一され、海らしさを感じることができます。
華美でない日本の海らしい落ち着いた雰囲気が宿と合っていました。
大船渡湾を一望できる大船渡温泉のエントランスロビー
1日の終わりには夕焼けが、朝を迎えると日の出が水平線から上り、大船渡湾の美しい景色を見ることのできる大船渡温泉のエントランスロビーは、そこにいるだけでストーリーが生まれそうなドラマチックな空間です。
エントランスロビーの手前には、「ほんコーナー」もあり、海にまつわる絵本や魚図鑑がありました。
海藻スナックが人気!大船渡温泉の売店
大船渡温泉の1階にある売店には、大船渡の特産品で作ったお土産がたくさんありました。
椿にまつわる商品もたくさんありました。大船渡は、ヤブツバキが街中で多く自生し、日常に椿が溶け込んだ街なのです。「椿の里」とも呼ばれています。
岩手三陸のわかめを100%使用して作った海藻スナックは、ポテトチップス感覚で食べられるサクサク感と、お出汁のような深い味わいが魅力の商品。
子供達も夢中で食べていました。旅行中は、偏食になりがちなので、ヘルシーで栄養の取れるスナックはありがたい。
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【ふるさと納税】 三陸わかめ使用 大船渡温泉 オリジナル 海藻スナック 60g×3袋
大船渡温泉は日帰り利用も可能!時間・料金詳細
大船渡温泉の湯はナトリウム・カルシウム塩化物泉の天然温泉で、薪で沸かす柔らかな肌ざわりが特徴です。
露天風呂もあり、大船渡湾を見下ろすことができます。
高台にあるので、露天風呂では潮風も感じ気持ちよかったです。
大船渡温泉の日帰り温泉の時間や料金について
時間 | 11:00~18:00 |
料金 | 大人430円/小人150円/幼児70円 (税込) |
タオル等 | タオルセット(タオル・歯ブラシ・巾着)200円 浴衣・バスタオル(レンタル)540円 |
大船渡温泉の客室の口コミブログ
客室は、特別室など広く素敵なお部屋もありましたが、私たちはリーズナブルな山景客室へ。
大船渡温泉 山景客室口コミブログ
昔ながらの和室&敷布団タイプの客室でした。
お茶請けには、うに塩せんべい。
大船渡温泉 お部屋のアメニティ関連(子供用浴衣あり)
手拭い、帯、タオルがあり、浴衣は各フロアのエレベーター前にありました。
お部屋にはこのようなアメニティが用意されていました。
大船渡温泉のお食事<お夕食は漁師めし>
食事は、夕食も朝食も1階の食事会場でいただきました。
大船渡温泉の夕食〜迫力満点!漁師めし〜
大船渡温泉の夕食は、18:00〜19:30スタートで、漁師めしプランです。
温泉宿ですが、お肉がないところが潔い。港町のプライドを感じます。
前菜、めかぶ、ほや、先ほど売店にあった海藻スナック。ホヤは過去に食べたことないくらい臭みがなく食べやすかったです。下処理がしっかりされていて、ホヤの美味しさを引き出している印象。
お作りは、鮑、カツオ、ヒラメ、平政。
鮑のお刺身は新鮮なものしか食べられないということで貴重。とても美味しかったです。
娘から「なにこれー!」と歓声が上がったのは、大船渡温泉名物三日間じっくり煮込んだメカジキの兜煮です。
4歳の娘の頭より大きなメカジキの兜。水族館で大きな魚を見たことがあっても、間近で見るこの魚の大きさに驚いたようです。
他にもつみれ汁、わかめの茶碗蒸し、秋刀魚の塩焼きなども。
鮑の踊り焼きには、はじめは面白いね!と笑って見ていましたが、次第に「かわいそう」と。
命をいただくということを、食べ物を大切にすることを伝えました。
楽しい!それだけが旅行の良さでなく、多くの経験をして「知る」というのも良さなのかなと思っているので、鮑の踊り焼きは、娘にとって良い経験、食育になったように思います。
夕食の子ども用メニューはこんな感じでした!
リアルな田舎を感じる大船渡温泉の朝食
大船渡温泉の朝食は、ドリンクとデザートがビュッフェ形式でした。
入ってすぐ見つけた見慣れないデザート。こちらは大船渡の郷土料理で、なべやきというそう。黒糖と小麦粉でできたシンプルなおやつです。
大船渡温泉の朝食はビュッフェ台が低く子供でも自分で取れるのが良かったです。
なべやきは、子供達に大好評!1歳の息子も牛乳と一緒にたくさん食べていました。ほんのり優しい甘さのパンケーキのようでした。
大船渡温泉メインの朝ごはんはこちら。1回の食事にめかぶ、昆布、茎わかめ、と海藻を3種も同時に食べることは普段なく、珍しい光景でした。漁師町ならではですね。
秘伝のタレに漬け込んだ茎わかめは甘辛く美味しかったです。ご飯が進みます。
大船渡温泉周辺施設|日帰りOKの無料の足湯も
ホテル内でまったり過ごすのも良いですが、足湯が隣接したり、徒歩3分でプライベートビーチにも行くことができます。
復興の湯で大船渡湾の風を感じる|日帰り利用OKで無料
宿を出て徒歩1分で見える足湯「復興の湯」は誰でも入れて無料です。日帰りで訪れた方にもおすすめです。
目の前には、大船渡湾が広がりホタテの養殖を見ることもできます。
24時間営業で、夜入ると漁船の光が灯ったり、灯台の光がチカチカと光る様子が見れるそう。
大船渡温泉のプライベートビーチ【潮音浜】
宿を出て竹林の中を通り、辿り着く大船渡温泉のプライベートビーチ「潮音浜」は、碁石を作る石が取られる碁石海岸に似た丸い石が敷き詰められていました。
大船渡温泉のプライベートビーチ「潮音浜」は、海水浴をするというより、磯遊びをしたり、丸い石が波打ち際で擦れる音は独特の魅力があり癒されるので、耳をすましてみたり、穏やかに過ごすのが良さそうな場所でした。
大船渡温泉までのアクセス
- 車の場合三陸自動車道 碁石海岸ICより車で約3分
- 電車の場合、R大船渡線 大船渡丸森駅から徒歩1分
岩手県というと遠いイメージですが、高速道路のインターやJR大船渡線が近く、車でも電車でも便利で、好アクセスです。
まとめ:三陸の魅力が詰まった大船渡温泉口コミブログ
大船渡のゆるキャラ「おおふなトン」が大船渡温泉のエントランスロビーにいました。
三陸自慢の海の幸を楽しめて、こだわりの漁師飯が食べられる大船渡温泉は、ここに泊まるだけで大船渡の個性を知ることができる魅力の詰まった宿でした。
大船渡温泉は落ち着いた客層で穏やかに過ごせたので、3世代できても良さそうでした。また違う季節に訪れて、その時々の旬を食べたい!
子連れ旅行に嬉しい子供向けのサービスも多く、漁師飯が自慢の宿「大船渡温泉」。
温泉やお食事は日帰りで利用することも可能なのでぜひチェックしてみてくださいね。
この記事を書いたライター
名前 / Name
AYANO
▶このライターが書いた記事
自己紹介 / Introduction
フリーランス。旅行、アウトドアが大好きな二児の母です。
好奇心を大切にアクティブに毎日を楽しむようにしています。
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